7月19日『子ども祝福』ルカ福音書18章15~17飾 福島牧師
イエス様が子どもへの思いが記された場面です。今もレストランや音楽会など「5歳未満の子供はお断り」と記す所も多く、教会も礼拝の妨げだと、子ども連れの保護者が困惑する話をお聞きします。母子室など設置しても良い解決には至りません。ガリラヤ湖畔のカフェルナハムのペテロの家の近くにイエス様が幼い頃に通ったと言う会堂跡が残ります。石畳に子どもが遊んだ痕跡が刻まれ、会堂の隣部屋のようでした。ルカ福音書は、イエス様の祝福を受けに人々が乳飲み子まで連れてきます。弟子たちが人々を叱ると、イエス様は逆に弟子たちの行いを咎めるのです。マルコ福音書では憤って弟子たちを叱る様子が記されます。そして「子供たちをわたしのところに来させなさい。妨げてはならない。神の国はこのような者たちのものである。」と言われるのです。今も礼拝の本質を考える上での課題です。教会が子育ての悩みを抱え、地域で孤立する若い家族やお年寄りも含めて良き居場所になっているでしょうか。閉鎖的な地域の伝道所では、みんなの温かなさに囲まれ礼拝が守られ良き伝統となっています。イエス様は子どもが大好きでした。幼子は簡単
7月26日
7月12日(日)『旅の目的』創世記24章54~61節福島牧師
古い諺に「可愛い子には旅をさせよ」があります。「その子を大切に思うなら、甘やかさず、外に出し、苦労や経験を積ませるべき」の意味。聖書では誰もが「神の子」、老いて動けなくなっても聖書の心に重ねれば「心の旅」は広がります。或る教会員は癌末期の集中治療室で自分の現在・過去・未来への旅の歩みを神の心に重ね、祝された確信の中、天の故郷へ向われた。聖書での最初の旅は信仰の父・アブラハムから始まります。75歳で主の召命を受けてから百年に渡る旅でした。祝された旅とはいえ辛い経験もします。異国での旅の途中で最愛の妻サラを亡くし、聖書で最初の葬儀となります。息子のイサクのパートナー探しを最も信頼する僕に命じます。僕に託された基準は「旅人への思いやり、尊敬、神への敬虔」でした。僕は井戸の前で待つと、その女性が現れました。旅人のために深い井戸から水を汲み、ラクダにまで労をいとわない姿に僕は確信します。彼女も僕の敬虔な姿、家族兄妹親族へ気配りに、申し出を快諾するのです。そうして遠くで待 つアブラハムの祈りは神様に聴かれるのです。「旅の目的」が4回記され、旅の明確な目的が困
7月19日
7月5日『ザアカイの物語』ルカ福音書19章1~10飾 福島牧師
仕事柄、人に嫌われ寂しく生きる徴税人の頭ザアカイに主の救いが訪れる物語です。ザアカイとはヘブライ語で「清い、義人」の意味。親が期待した名ですが現実は逆。けれど主の言葉に心に隠された「義人」が芽を出すのです。当時はローマ帝国支配下で人々は帝国との二重税で苦しみます。徴税人の中には集めた中から私服を肥やす者もいて、皆から嫌われたのです。彼はイエス様が近くを通る噂を聞き、気付かれないよう、通りのイチヂク桑の木に登って待つと、群衆に囲まれイエス様が来ます。そして突然、木の上のザアカイに「あなたの家に泊まりたい」と声をかけられるのでした。陰口を叩く人はいても喜んでくれる人はいません。孤独に苦しむザアカイの思いを察し、イエス様は彼の家に赴き、言われた言葉が「今日、救いがこの家を訪れた」でした。キリストの優しさに触れたザアカイは蓄えた私財を貧しく虐げられた人々へ用いる響いをたてて歩み始めるのです。ザアカイが「清い・義人」となった瞬間です。或るクリスチャン弁護士が「どんなに責めても人は変わらない。けれどその人と共に泣くときに人は変えられる」と。ザアカイは主の愛の
7月12日
『オネシモの物語』コロサイ書4章7~9飾<地区講壇交換> 久世そらち牧師(美唄教会牧師)
『オネシモの物語』コロサイ書4章7~9飾 <地区講壇交換> 久世そらち牧師(美唄教会牧師) コロサイの教会に宛てた手紙を持参したのはティキコとオネシモです。オネシモをあぐっては、フィレモンへの手紙」から、こんないきさつがあったと考えられています。オネシモは、コロサイに住む信徒プィレモンの所有する奴隷でしたが、あるとき、主人の金をもって逃亡してしまいました。ところが、逃ビ先でふしぎにもパウロにめぐり合い真摯な信仰者となってパウロにもかわいがられるようになります。そしてオネシモは、処罰を覚悟でフィレモンの元に帰ることを決意します。そのオネシモに、パウロはフィレモンへのとりなしの手紙を持たせました。フィレモンはそれを読み、だいじに保管し、人にも見せ、手紙は書き写されて広まり、やがて新約聖書におさめられました。フィレモンはオネシモをゆるし、信仰の兄弟として受け入れたのでしう。 コロサイの教会の人々もまた、逃亡奴隷のオネシモを、自分たちの交わりの中に受けいれたということでしょう。とりなされたオネシモ、オネシモを愛しかばうパウロ、戻ったオネシモを迎え入れたフ
7月7日