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『オネシモの物語』コロサイ書4章7~9飾<地区講壇交換> 久世そらち牧師(美唄教会牧師)

  • 7月7日
  • 読了時間: 2分

『オネシモの物語』コロサイ書4章7~9飾

<地区講壇交換> 久世そらち牧師(美唄教会牧師)

コロサイの教会に宛てた手紙を持参したのはティキコとオネシモです。オネシモをあぐっては、フィレモンへの手紙」から、こんないきさつがあったと考えられています。オネシモは、コロサイに住む信徒プィレモンの所有する奴隷でしたが、あるとき、主人の金をもって逃亡してしまいました。ところが、逃ビ先でふしぎにもパウロにめぐり合い真摯な信仰者となってパウロにもかわいがられるようになります。そしてオネシモは、処罰を覚悟でフィレモンの元に帰ることを決意します。そのオネシモに、パウロはフィレモンへのとりなしの手紙を持たせました。フィレモンはそれを読み、だいじに保管し、人にも見せ、手紙は書き写されて広まり、やがて新約聖書におさめられました。フィレモンはオネシモをゆるし、信仰の兄弟として受け入れたのでしう。

コロサイの教会の人々もまた、逃亡奴隷のオネシモを、自分たちの交わりの中に受けいれたということでしょう。とりなされたオネシモ、オネシモを愛しかばうパウロ、戻ったオネシモを迎え入れたフィレモン、そしてこのできごとをだいじに伝えた教会の人々、それぞれの信仰を思います。コロサイの信徒への手紙のことば端々には、コロサイの信仰者オネシモの信仰の生涯も重なるように思えます。わたしたちそれぞれの信仰の物語も、教会の信仰の物語のなかで証しとして用いられるのです。

 
 
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