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8月9日『愚かな金持ちの譬え』ルカ12章 13~21節 福島牧師

  • 2 日前
  • 読了時間: 2分

遺産を巡る兄弟争いのためイエス様に相談しに来た人がい

ました。「先生、私にも遺産を分けてくれるように兄弟に言ってください」と。相続権を何らかの事情で失った人です。イエス様は事情を察し「誰が私を、あなた方の裁判官や調停人に任命したのか」と言うのです。2千年前の裁判制度ですが、人の問題は簡単には解決しません。イエス様は心の問題を見抜き「貪欲に注意せよ」と言われるのです。欲は生存、社会生活を営むために必要ですが、「貪欲」は周囲も本人もダメにし際限ありません。心理学は欲望を70に分類しますが、イエス様は「どんな貪欲にも注意を払い、用心しなさい。有り余るほど物を持っていても、人の命は財産によってどうすることもできない」と言うのです。ヨブ記は「わたしは裸で母の胎を出た。裸でそこに帰ろう。主は与え、主は奪う。主の御名はほめたたえられよ」と記します。人の現実を空しいとはせず、神がなさることは褒め称えられるべきと考えました。イエス様は遺産の事しか頭にない男に譬えを話すのです。突然の豊作で更に大金持ちになる男の譬えです。将来の安泰に飲み食いに興じる男。莫大な資産も命を失えば何になるのか、貧欲に支配されるのでなく、神様から与えられた命なのだから神様のために用いよと。今の国際情勢も貪欲に支配された引継いできた様々な研究や努力が次々台無しにされる中、敗戦81年の夏を迎えます。平和な世界をと祈る時、「食欲」な人々の姿を前にして、イエス様は何と言われるのでしょうか。

 
 
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